頌春/姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
新年おめでとうございます。
2012年がみなさまにとって健康な一年でありますように。

「姫野ブログ」というのを2008年からやっています。毎日更新しています。
http://only5.himenoshiki.com/

今は、みなさん、ツイッターをなさるのですが……。ツイッターは見るのが好きではないのです。ブツ切れだから。スペース的にどうしても「全体的に論旨を構成して書く」「全体的な論旨をとらえて読む」ということができない。きわめて読みづらい。
長文を何回にもわけてアップなさっている人もいる。よけいに読みづらい。
フォローとかいうのもメンドウ。

というわけで……、自分が読むのが嫌いなツイッターを、自分がすることはありません。一日のうちで、ふと時間があるときに、ふとアクセスしたくなったらしたのでよいブログというかたちのほうが、のんびりしててよい。だいいち読みやすい。

ですので、いまはもう主流じゃないかもしれませんが、「姫野ブログ」、もしよかったらアクセスしてやってください。

姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)
http://only5.himenoshiki.com/


新作がyomyomに
「筆者の悩みに読者が答える/父(母)の謎シリーズ」の第3弾が、「yomyom」最新号に掲載されました。↓
http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/new/index.html

文容堂店主からの回答は、後日、「姫野ブログ」にて。


新作短編
姫野カオルコよりおしらせです。
現在、幻冬舎『Papyrus』に「動物のいた光景シリーズ」を連載しています。
連作短編です。今月の『九官鳥と鼠』は、ちょっとスピンアウト的な話ですので、「ぜんぶ完結してからでないと読むのはいや」という方でも、安心してお読みいただけると存じます。
もしよろしければ、どうぞ。
http://www.g-papyrus.jp/


婦人公論
婦人公論・2011・11/7号(深田恭子さん表紙)

遠距離介護を成功させるコツ
『風のささやき』(角川文庫)著者・姫野カオルコ・ロングインタビュー
「東京と滋賀を行き来した一人娘の30年」
http://www.fujinkoron.jp/newest_issue/index.html

『風のささやき』・姫野カオルコ・角川文庫


なぜ、お茶の水博士の扮装をして、この取材に答えることにしたのか……。つづきは、ぜひ、本誌で!


『ああ、懐かしの少女漫画』
講談社文庫オリジナル『ああ、懐かしの少女漫画』
2011・10・15 全国発売しました。

講談社の小冊子(文庫サイズ)『IN★POCKET』
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bunko/pocket/

これの「もうひとつのあとがき」に、この文庫オリジナルに収録されている付録写真にまつわる逸話が……↓
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bunko/afterword/index.html

*****
【姫野カオルコ・『ああ、懐かしの少女漫画』について(談)】

『ああ、懐かしの少女漫画』って、正直なところ、とうてい多くの読者の共感は得られないエッセイだと思います。文中に出てくる漫画&漫画家については。「57〜66歳の女性」これがドンピシャの読者でしょう。ですが、「57〜66歳の女性」って、たいていの方が「昔はねえー、若いころはねー、本を読んだけどねー、今は目が疲れちゃうからねー、老眼が進んでねー、読むことはめったにないわねー」とおっしゃるんですよ(T_T)

 そのうえ、仮に読まれる方がいたとしても、この年齢ですと昔の少女アイテムについては「えー、どうだったかしらねー、そんな漫画あったかしらねー、あったような気がするけどー、すっかり忘れちゃったわねー」なんですよ。(T_T)

 でも、ゼロ人ということはないと祈っています。若い方で買ってくださって「??」だった方で、母娘関係が良好な方は、お母様にプレゼントしてさしあげてください。



『パパ、あたし、東京へ行く』@新潮社『yomyom』
新潮『yomyom』2011・10月号/姫野カオルコ「父の謎シリーズ」スタート
第0弾『パパ、あたし、東京へ行く』
http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/

【このシリーズについて……text by 姫野カオルコ(姫野嘉兵衛)】

シリーズタイトルは便宜上つけました。
読者参加型小説とでもいいましょうか……。今年5月に『なんで?』という短編を「yomyom」誌に発表しました。これは、ストレートに筆者である私こと姫野が、子供のころに体験した、妙な出来事です。『なんで?』では、犯人はだれかを、広く読者のみなさんから募りました。

「父の謎シリーズ」も、『なんで?』のように読者参加型の実験小説として、「筆者の悩みに読者が答える」という、通常の悩み相談の逆パターンを試みようと、そのつもりでいたのです。
ところが、『なんで?』で回答を募ってみてわかったのは……、出版社宛てに手紙を書くとか、メールを出すなどの行動は、一般読者にとっては敷居が高く、かつまた回答をまとめて発表する適切な場所(投稿しなかった読者にもわかりやすく読めるよう発表する場所)が、思いの外、ないことでした。
そこで、「父の謎シリーズ」では、第1弾から毎回、読者代表に回答していただこうと。

「むかし、あるところに、ひとりの子供がいました。子供は一軒の家に、謎の言動をする父と暮らしていました……」
……これがシリーズ全体の主人公です。主人公が遭遇した謎の事件が、第一弾から毎回「再現ドラマ」ふうに綴られます(シリーズですが、連載ではない)。この謎の事件について、毎回、読者代表が回答します。

では読者代表とは?
第0弾として、読者代表である文容堂書店主と主人公が出会うまでの経緯が、9月29日現在発売中の『yomyom』10月号の『パパ、あたし、東京へ行く』です。

yomyomツイッター↓
検索枠に「yomyom ツイッター」と入力して下さい。


姫野カオルコと姫野嘉兵衛について
2011年6月末日に日経新聞にて表明しましたとおり、姫野カオルコの、カオルコの部分の漢字を「嘉兵衛」と決めました。姫野嘉兵衛で【ひめの・かおるこ】と読みます。

「姫野カオルコ」で長年、著作を出版してきた以上、漢字表記をこうすると決めたところですぐに認知を得られるものではありません。過去の著書の著者名が「姫野カオルコ」に変換されるわけでもありません(物理的に不可能です)。また、改名ではありませんので、私の著作は今後もhimeno kaorukoで、流通上も、検索上も、変わることはありません。

ただ今後はスペースと状況の許されるかぎり、「姫野カオルコ」のそばに「姫野嘉兵衛」を記してゆきます。中村歌右衛門=成駒屋、沢田研二=ジュリー、といように読者に認知していただけるようになるまでには、おそらく何十年という歳月を要すると思いますが、続けてゆくつもりです。

「姫野ブログ」は毎日更新を基本としています。ここでもこの件について言及しております。
http://only5.himenoshiki.com/


風のささやき〜介護する人への13の話〜
角川文庫『風のささやき〜介護する人への13の話』
「はじめに」短縮版 text by 姫野カオルコ

「介護しなければならない親族がいる」という状態が長く続きました。そんな私がそんな日々の中で、病院やグループホームや特養で、出会い話した人たちを、掌編小説として紹介するのがこの本です。
 事実(本当の話)をもとにしているがゆえに、プライバシー保護のため、フィクションの形をとりました。
 この本に出てくる13人はプロフィールも含めて、架空の人物です。実在の地名や学校名などが登場しますが、あくまでも小説の舞台としてお借りして出すものです。数十年のあいだにめぐりあった人を合体させ、その後に、書き手を濾過して創作した13人です。

 親族を介護されている方には、自分だけの時間がほとんどありません。仕事、家事、送り迎え、介護セミナー、医師面談……、あっというまに一日は終る。同時に、はげしく内省する時間も不意にやってくる。このアンビバレントにあって、「なんで私だけが」みたいな気になり、ひとり泣いてしまうときもあるのではないでしょうか。介護する人は、ふと胸の内を打ち明けたいときがあると思うのです。でも打ち明けられないことがほとんどだと想像します。

 こうした日々にあって、一冊分続いているエッセイや長篇小説を読むのは疲れます。でも、ささやきとプロフィールという形なら、好きなときに好きなようにページを開けるのではないかと思いました。そしてプロフィールには13人の思いを託しました。ささやきの部分よりも。このプロフィールこそが、この本を掌編小説とする所以です。

「みんなにもいいことあるように。おれ、鶯が啼くたび、お祈りしとくから。元気だしてよ(和歌山県・米之尾光(50才)」
 どうか米之尾さんのお祈りが叶いますように。どうかこの本に合った方のもとに、この本が届きますように。


「風のささやき〜介護する人への13の話〜」
【角川書店よりおしらせ】
「もう私のことはわからないのだけれど」が、弊社より『風のささやき〜介護する人への13の話〜』というタイトルで文庫になります。7月20日配本です(地域によって遅れもあります)。
解説は、御自身も介護を体験されている藤田香織さんです。
 
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=201007000037



『結婚は人生の墓場か?』 講座
国立市公民館にて毎月おこなわれる「くちたちブッククラブ 現代文学を読む」。6月9日(木曜)の講座のテーマは、集英社文庫・姫野カオルコ著『結婚は人生の墓場か?』です。

講師は日本大学経済学部准教授・山岸郁子先生。
一回かぎりの参加もできます。
講師のレクチャーを聴くスタイルではなく、テーマとなる本を参加者が読んでの読書会的な講座だそうです。

6月9日(木曜)午後7時半〜9時

申し込みは下記まで
電話(042)572−5141
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kominkan/kouza/004524.html


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